Touken Komachi







脇差 白鞘入り
Wakizashi, Shirasaya
奥元平
Oku Motohira
【銘文】表 : 薩陽士元平 裏 : 安永六丁酉二月日
【寸法】刃長 54.00cm(1尺7寸8分2厘)、反り 1.4cm(4分6厘)、元幅 3.17cm、元重ね 0.72cm、先幅 2.05cm、先重ね 0.48cm、目釘孔 1個、刀身重量 467g 、白鞘全長 76cm
【時代】江戸時代後期 安永6年(1777)
【国】薩摩
【特徴】鎬造、庵棟、身幅は元を広めに、元先幅差つき、反り頃合いについて中切先が延びる姿。生茎、鑢目筋違、先細って剣形、目釘孔1個。地鉄は板目肌よく練れ、杢目交じり、地沸厚くつき、地景よく入る。刃文は、互の目乱れ、小湾れ交じり、匂深く、沸よくつき、荒めの沸つき、金筋・砂流しかかり、湯走りかかる。帽子はさかんに掃掛けて丸く返る。

 奥元平は、奥元直の嫡男で孝左衛門と称し、延享元年生まれ。薩州島津家の藩工で、同郷の伯耆守正幸と双璧の薩摩新々刀の巨匠として著名です。初期に「薩陽士元平」、「薩藩臣奥元平」等と銘を切り、寛政元年大和守を受領後は「奥大和守平朝臣元平」と銘を切るものが多くなります。文政九年に八十三歳で没しました。存命中から世上の評判は高く、作刀技術だけでなく、人物も敬愛の的で、『刀剣惑問』(松村昌直)に次のような記述があります。「此人謹行ニシテ常アリ。兄弟和睦、挙家怨言ナク、又其右ニ出ルモノヲ猜ムコトナシ」。弟に元武と元安がおり、元平をよく助けたとみられ、それぞれとの合作銘や三兄弟の合作銘の作も残しています。元平には入門志望者が各地から押しかけ、弟子に備前からは長船の嫡流である祐平、御三家の尾張徳川家からは元長、遠く会津からやってきた元興などがいます。

参考文献 : 『図録 薩摩の刀と鐔』福永酔剣 雄山閣 昭和45年

見どころ
よく練れた精緻な板目肌の地鉄に地景がめぐらし、沸よくつき荒沸を交える覇気のある作域で、掃掛ける帽子も迫力に満ちた爽快な景色を呈しています。元平33歳頃の作で若くして高い技倆と特色を現しています。

状態わずかにヒケがありますが、研磨の状態は良好です。炭篭りの箇所がわずかにあります。
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(刀剣小町 担当 塚田 まで TEL : 03-5284-9014 / E-mail : s_tsukada@toukenkomachi.com)
【付属品】素銅地金着二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(宮崎県 第27904号 昭和五拾七年拾壱月弐拾五日交付)正真鑑定書(日本刀剣保存会 昭和六十年七月七日発行)

【商品番号】A040217【価格】450,000円(消費税、国内送料込み)


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