Touken Komachi









刀 白鞘入り 
Katana, Shirasaya, Koshirae × 2
宍戸定広
Shishido Sadahiro
【銘文】表 : 藝國封内備後三次住宍戸定廣造之 元治元年三月日 裏 : 斬奸殲夷之刀為藩士篁山房主人
【寸法】刃長 76.3cm(2尺5寸1分8厘)、反り1.0 cm(3寸3分)、元幅 3.55cm、元重ね 0.78cm、先幅 2.43cm、先重ね 0.53cm、目釘孔 3個、刀身重量 1,036g 、茎長 31cm、白鞘全長 114cm、
    拵(印籠刻)全長 114.5cm/ 柄長さ 32cm、拵(薩摩)全長 121.5cm/柄長さ 39.5cm
【時代】江戸時代末期 元治元年(1864)

【特徴】姿は、鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚め、鎬幅広く、鎬筋高く、反り浅く、大切先となる豪壮な姿。
 
 茎は、生茎、区送り、鑢目は大筋違に化粧鑢、片削茎尻、目釘孔三。

 地鉄は、板目肌流れごころ、地沸厚くつき、地景入る。

 刃文は、中直刃、刃縁にほつれ、喰い違い刃交じり、僅かに小足入り、沸よくつき、湯走りかかる。

 帽子は、直ぐに丸く返る。

 印籠刻朱塗鞘打刀拵 : 松葉透鐔(銘 正阿弥森次)、鏃図目貫(銅地)、縁頭(素銅地)

 新作朱塗鞘薩摩拵 : 波千鳥図鐔(鉄地)

【見どころ】宍戸定広は、江戸時代末期の備後三次(現在の広島県三次市)の刀工です。「備後三次住宍戸定広作之」「宍戸隼之進定広」等と名を切り、弘化二、嘉永二、元治元・二、慶応元・二等の年紀作があります。強靭な地鉄鍛えに直刃を焼いた、反りの浅い大切先の豪壮な体配で、一寸ほど区を送り茎が31cmと延び、目釘孔が3箇所あけられています。嘉永6年の黒船来航により、軍備強化の必要に迫られた幕府は安政2年、武芸の操練所である講武所を開校します。ここに通う生徒の旗本御家人たちの間で、柄が1尺以上もある反りが少ない長大な刀の拵えが流行しました。本作は「藩士篁山房主人」と称する人物のために作られた注文打ちと見え、「斬奸殲夷(ざんかんせんい)之刀」と銘に切り添えており、騒然とした幕末の時代の空気を伝えています。本作には二つの状態の良い拵が付いており、どちらも朱塗で、一つは印籠刻鞘に正阿弥の鉄透鐔が掛けられた講武所風のものと、もう一つは示現流を想定した鞘止め孔のある小鐔がつく鹿児島で作られた新作の薩摩拵です。

【状態】
わずかにヒケが見られますが良好です。
【付属品】素銅地一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵1、拵袋1、拵2、拵袋2、登録証(和歌山県 第12195号 昭和43年1月17日交付)保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成4年3月26日発行)






【商品番号】A080818【価格】550,000円(消費税込・国内送料込み)


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