Touken Komachi







薙刀直シ刀 白鞘入り 拵付き
Naginata Naoshi Katana, Shirasaya, Koshirae
和泉守兼㝎
Izumi no kami Kanesada (Nosada)
【銘文】表 : 和泉守兼㝎作
【寸法】刃長 61.2cm(2尺0寸1分9厘)、反り 1.4cm(4分6厘)、元幅 2.99cm、元重ね 0.89cm、先幅 2.77cm、先重ね 0.35cm、目釘孔 1個、刀身重量 710g 、白鞘全長 87.5cm、拵全長 94cm
【時代】室町時代後期  大永頃
【国】美濃

【特徴】姿は、薙刀造を刀に仕立て直した、薙刀直し、三ツ棟、先反り浅くつく。

茎は、磨上、鑢目檜垣、先切り、目釘孔一。

彫物は、表裏に、角止めの薙刀樋に添樋。

地鉄は、板目肌、処どころ流れて、地沸よくつき、腰辺に白け映り立つ。

刃文は、互の目・丁子・尖り刃などが交じり、足よく入り、匂口締まりごころ、よく沸づき、砂流しかかり、湯走りかかり、裏に腰刃風を交える。

帽子は、焼幅広く、乱れ込み、焼きつめる。

肥後拵 : 雨龍図水玉透鐔(銅地 赤銅覆輪 金布目象嵌)、鯰図目貫(鉄地容彫 金布目象嵌・点象嵌)、山道に車菊花藻草図縁頭(赤銅地 金布目象嵌)、石突(銀地)

見どころ
和泉守兼㝎は、おもに永正(1504-1521)から大永(1521-1528)年間にかけて美濃・関で活躍しました。受領銘をきる先駆けとなった刀工で、孫六兼元とともに末関の双璧とされます。 「定」の字のウ冠下を行書体で之と切るため、「ノサダ」と呼ばれています。(楷書体とするものは「ヒキサダ」と称され、代別の異なる兼定やノサダの明応(1492-1501)初頭頃の若打ちにみられます。)その技量は、京鍛治上作にも見紛う作があり、末古刀期の別格の上手とされます。斬れ味も優れ、江戸時代、幕府のもと刀剣の試し斬り役を担った山田浅右衛門による改訂増補版『古今鍛冶備考』では、最上大業物に列せられています。歴史に名を残した武将たちに愛された名工で、藤原利隆との合作刀(岐阜市重要文化財 岐阜市歴史博物館蔵)のほか、藤原(織田)寛近との合作、嶋津治部少輔寛忠ら戦国武将の注文打ち銘作なども残されています。

本作は、裏下半の腰刃風の刃文にノサダの特徴がよく現れており、流れごころのある鍛え肌に白け映り立ち、尖り刃や頭の丸い特色ある互の目が多くみられるところなどに室町時代後期美濃物の特色がうかがえます。

参考文献 : 『兼定 刀都・関の刀工』 岐阜県博物館 2018、「刀剣美術」 第547号 13頁 (本部鑑定刀 第4号として所載)

状態刀身・拵ともたいへん良好です。

【付属品】素銅地金着二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、登録証(兵庫県39835号 昭和参拾九年六月四日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会平成14年2月14日発行)



【商品番号】A010522 【価格】6,000,000円(消費税、国内送料込み)


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