Touken Komachi






刀 白鞘入り
Katana, Shirasaya
上田 祐定
Ueda Sukesada
【銘文】(表)備前国長船住国仁造以千種川砂鉄 (裏)平成五年一月日
【寸法】刃長63.8cm(2尺1寸0分5厘)、反り1.3cm(4分3厘)、元幅 3.38cm、元重ね 0.70cm、先幅 2.62cm、先重ね 0.59cm、目釘孔1、刀身重量 844g
【時代】平成5年
【都道府県】岡山県

特徴鎬造り、庵棟、身幅広く重ね尋常、先幅さほど落ちず、浅く反りがつき、蛤刃のしっかりした肉置きで、中切先となる体配。

 生茎、鑢目筋違、先栗尻、目釘孔1。

 地鉄は小板目肌よく詰み、地沸厚くつき、地景細かく働く。

 刃文は、丁字乱れ、湾れを交え、匂いを敷いて沸よくつき、湯走りかかり、足・葉入り、砂流しかかる。

 帽子は一枚風となる。

 上田祐定刀匠は、高知県出身、昭和22年3月28日生まれ。本名は上田範仁(のりひと)といい、備前長船の今泉俊光刀匠と奈良の河内國平刀匠に師事しました。初めは國仁、続いて兼仁と銘を切り、後に祐定と改名しています。「備前長船日本刀傳習所」の代表、岡山県瀬戸内市長船町住。 展覧会への出品は独立初期のみで、その後、古刀期の地鉄の再現を目指して自ら採集した砂鉄を独自の工夫で粗鋼に卸し、写し物を避け独創的な姿と焼刃の刀を鍛えています。切れ味を重視し自ら試し斬りも行う武道家でもあります。インターネットでホームページも公開されています。

見どころ平成の初め頃、上田刀匠が外国産を含む各地の砂鉄を研究する中で古くから製鉄の本場であった播磨の宍粟(しそう)鉄の再現を試み、現地の千種川で採取した砂鉄を卸して鍛えられた、昭和56年の独立から12年目の作品です。地沸が微塵に付き、地景様の働きが顕著で、匂口深く小模様の丁子乱れに湯走り・砂流しかかり、刃中の変化に富む作品です。
長大な刀が多い同刀匠作の中で敢えて二尺一寸の寸法としたのは、特別の注文品と考えられ、身幅広くがっしりとした造り込みで、幕末の信州松代藩の荒試し刀のような、兜などの堅物に打ち込む頑丈さを想定して製作されたと思われます。

状態
わずかにヒケがありますが、その他は良好です。
付属品】銀一重ハバキ、白鞘、登録証(岡山県 第110045号 平成五年壱月拾弐日交付)

【商品番号】A010719【価格】売約済


ご注文はメールでどうぞ。お電話、FAXでも承ります。



ご購入までの流れ

戻る

刀剣小町 TEL : (03)5284-9014 / FAX : (03)5284-9043 E-mail : s_tsukada@toukenkomachi.com

営業時間 : 正午〜午後8時まで 定休日 : 日曜日
Copyright © 2009 Touken komachi All rights reserved.