脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
無銘(宇多国宗)
Mumei, attributed to Uda Kunimune |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 35.2cm(1尺1寸6分1厘)、反り 1.1cm(3分3厘)、元幅 2.53cm、元重ね 0.43cm、目釘孔 2個、刀身重量 226g 、白鞘全長 54.3cm |
【時代】室町時代初期 |
【国】越中 |
【特徴】菖蒲造、三ツ棟、身幅・重ね尋常、鎬筋高く、先反りつく姿。 彫物は、表に二筋樋を掻き通し、裏に腰樋を掻き通す。 茎は、磨上げ、先浅い栗尻、目釘孔二。 地鉄は、板目肌、流れて柾がかり、地沸よくつき、地景入り、白気映り立つ。 刃文は、直刃調、小互の目交じり、小足・葉入り、沸つき、砂流しかかる。 帽子は、直ぐに小丸、長く焼き下げ、棟焼き入り、鎬地に飛び焼きかかる。 【見どころ】宇多派は、鎌倉時代末期の文保頃に大和国の宇多郡から、古入道国光が越中に移住し、室町時代さらに新刀期にも及び繁栄しました。宇多派の国宗は、国光の子で、国房の弟といい、同名が数代に渡っています。本作は、板目が流れて柾がかる色合いの深い地鉄に、霜のような白気映りが立ち、匂口明るく細かな沸がつく刃文となっています。 【状態】はばき元に少し曇りがありますが、その他は良好です。 |
【付属品】銀一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(兵庫県第91719号 昭和53年12月21日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和4年8月25日発行)
|
【商品番号】A011123 【価格】190,000円(消費税、国内送料込み) |
Copyright © 2009-2023 Touken komachi All rights reserved.
|