脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
横山祐久
Yokoyama Sukehisa |
【銘文】表 : 横山祐久作之安政四年八月吉日 裏 : 君万歳 備前長船住人 |
【寸法】刃長 31.8cm(1尺0寸4分9厘)、反り 0.6cm(1分9厘)、元幅 2.46cm、元重ね 0.53cm、先幅 1.70cm、先重ね 0.35cm、目釘孔 1個、刀身重量 205.5g 、白鞘全長 48.5cm |
【時代】江戸時代末期 安政四年(1857) |
【国】備前 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、元先にやや幅差つき、浅く反りがつき、中切先となる、小ぶりの脇差の姿。 生茎、鑢目切り、先刃上がり栗尻、目釘孔一。 地鉄は、小板目肌つみ、地景細かに入り、地沸厚くつく。 刃文は、互の目丁子、足入る。 帽子は、直ぐに小丸、長く焼き下げる。 【見どころ】横山祐久は、江戸時代末期の備前の刀工で、慶應二・三年ころの年紀作が知られています。本作は祐久銘の作刀期間において比較的早期とみられる安政四年の年紀作です。小ぶりの脇差ながら鎬造で、茎仕立ても備前独特の形で手際よく仕上げられており、よくつんだ小板目肌に匂口の明るい互の目丁子刃が表裏揃い、冴えています。 【状態】鎬地の切先近くに小錆があります。 |
【付属品】素銅地金着二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(広島県42406号 昭和48年10月18日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成24年2月28日発行)
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【商品番号】A020523 【価格】450,000円(消費税、国内送料込み) |
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