短刀　白鞘入り　拵付き
Tanto, Shirasaya, Koshirae

【銘文】表 : 肥前國忠廣　裏 : 安永□八月吉日

【寸法】刃長 23.4cm(7寸7分2厘)、反り なし、元幅 1.87cm、元重ね 0.89cm、目釘孔 1個、刀身重量 151g 、白鞘全長 39cm、拵全長 36cm

【時代】江戸時代　　安永年間(1772-1781)

【国】肥前

【特徴】平造、庵棟、身幅狭く、重ね厚く、やや内反りつく、寸の詰まった短刀の姿。

生茎、鑢目切り、先栗尻、目釘孔一。

彫物は、表に草の倶利伽羅、裏に梵字と腰樋を彫る。

地鉄は、板目肌、流れごころとなり、 地景入り、地沸つく。

刃文は、湾れて、沸よくつき、砂流しかかる。

帽子は、先尖りごころに、小丸、やや深く返る。

【見どころ】沸出来の湾れ刃が冴える短刀です。重ねの厚い鎧通しの形式です。梅花をかたどった銀目釘金具がつく、木目に透漆塗りを施した合口拵が付帯しています。

【状態】刃区に欠けがあります。茎に部分的に赤錆があります。彫物は後彫の可能性があります。白鞘とつなぎが近年新調されています。

【付属品】素銅地銀着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、登録証(東京都52235号 昭和弍拾七年九月六日交付)

【商品番号】A030123 【価格】450,000円→405,000円(消費税、国内送料込み)値下げしました！