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脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
備中呰部住為家
Bicchu Azae ju Tameie |
【銘文】表 : 備中國呰部住河野理兵衛尉為家 |
【寸法】刃長 55.20cm(1尺8寸2分1厘)、反り 1.40cm(4分6厘)、元幅 3.18cm、元重ね 0.70cm、先幅 2.33cm、先重ね 0.52cm、目釘孔 2個、刀身重量 630g 、白鞘全長 78cm |
【時代】江戸時代前期 寛永頃 |
【国】備中 |
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【特徴】鎬造、庵棟、身幅広く、重ねやや厚く、反り頃合いにつき、中切先フクラつく姿。 生茎、鑢目大筋違、先剣形、目釘孔二。 地鉄は、 小板目肌よくつみ、地沸つき 、地景入る。 刃文は、湾れに互の目交じり、沸よくつき、ところどころ荒沸つき、棟焼きかかる。 帽子は、直ぐに小丸、沸よくつき、深く焼き下げる。 【見どころ】理兵衛尉為家は、青江為次の末という慶長頃の初代為家を継いだ二代目です。水田山城大掾国重の弟で、合作刀(寛永十八年)があります。主に寛永年間頃に作刀し、寛永十八・十九の年紀作があります。「備中國呰部住河野理兵衛尉為家」「備中國呰部住為家」など銘を切り、花押の入った作もあります。本作は、がっしりとした鎬造の脇差で、反り頃合いにつき、よくつんだ鍛えに、沸出来の湾れ刃文となり、棟焼き入り、覇気のある出来です。このたび、同銘の刀もご紹介しており、大小としてご所蔵いただくことも可能です。 【状態】表鎬地の区上17-18cmほどのところに鍛割れが1箇所あります。古研ぎで、ヒケ・擦れ、小錆がありますが研磨で除去することができます。 |
【付属品】素銅地銀着二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(東京都 106525号 昭和参拾六年五月四日交付)、特別貴重刀剣認定書(日本美術刀剣保存協会 昭和36年6月11日発行)
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【商品番号】A030225 【価格】280,000円(消費税、国内送料込み) |
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