脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
長船宗光
Osafune Munemitsu |
【銘文】表 : 備州長船宗光 |
【寸法】刃長 37.8cm(1尺2寸4分7厘)、反り 1.2cm(3分9厘)、元幅 2.95cm、元重ね 0.41cm、目釘孔 1個、刀身重量 299.5g 、白鞘全長 58.5cm |
【時代】室町時代後期 永禄頃 |
【国】備前 |
【特徴】菖蒲造、庵棟、身幅・重ね尋常、鎬筋高く、先反りつく姿。 生茎、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌よく練れ、杢目交じり、地沸つく。 刃文は、互の目乱れ小丁子刃や尖り刃交じり、沸よくつき、砂流しかかり、飛焼き入る。 帽子は、小沸つき、先掃き掛けて返る。 【見どころ】室町時代中期に備前長船の地で活躍した刀工に勝光・忠光・宗光・則光・法光等がいます。彼らの多くは、同銘が数代に渡って作刀を行なったと考えられ、本作は、菖蒲造の体配と、板目に杢目が現れた備前伝の地鉄の鍛錬法の特徴から宗光の後代と鑑せられます。よく練れた鍛え肌に沸づいて動きのある乱れ刃をお楽しみいただけます。 【状態】古研ぎで、表の鎬地中程に小疵がありますが、その他は良好です。 |
【付属品】素銅地金色絵二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(佐賀県1985号 昭和42年3月12日交付)、倉敷刀剣美術館鑑定書(令和6年3月10日発行) |
【商品番号】A030624 【価格】220,000円(消費税、国内送料込み) |
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