短刀 白鞘入り Tanto, Shirasaya |
無銘(日置兼次)
Mumei, attributed to Heki Kanetsugu |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 18.6cm(6寸1分3厘)、反りなし、元幅 2.39cm、元重ね 0.63cm、目釘孔 1個、刀身重量 117g 、白鞘全長 31.5cm |
【時代】明治時代 |
【国】因幡 |
【特徴】平造、庵棟、身幅やや広く、重ね厚め、やや寸詰まり、ふくら枯れごころとなる小ぶりの姿。 生茎、鑢目不明、先浅い栗尻、目釘孔一。 地鉄は、小板目肌よくつむ。 刃文は、互の目に小湾れを交え、沸よくつき、湯走りかかる。 帽子は、直ぐに先尖りごころとなる。 【見どころ】日置兼次は、鳥取県の刀工で、日置仁平といい、横山祐包の門人です。明治19年から、東京で作刀しました。明治四十三年二月八日に下谷で七十一歳で没しました。「日置兼次」「神宝余鉄兼次作之」「兼先十二代孫因幡国日置兼次作」「兼先十二代孫兼次作九段坂造之」「為試以卸鉄兼次作之」「鳥取県日置仁平兼次鍛之」「因州於久松山麓扇邸東宮殿下上覧同鉄以兼次造之」などと銘をきります。明治十五・廿・廿一・廿二・廿三・卅〜四一などの年紀作があります。小振りでがっちりとした姿の短刀で、沸出来の互の目乱れ刃文となり、よくつんだ地鉄に湯走りがかかっています。 【状態】わずかに炭籠りがあり、小錆があります。 |
【付属品】木ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(埼玉県35539号 昭和46年6月25日交付)、柴田光男喘喜堂正真鑑定書(平成15年4月12日発行) |
【商品番号】A030824 【価格】160,000円(消費税、国内送料込み) |
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