脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
肥前国忠吉(六代)
Hizen no kuni Tadayoshi |
【銘文】表 : 肥前国忠吉 |
【寸法】刃長 53.2cm(1尺7寸5分5厘)、反り 1.4cm(4分6厘)、元幅 2.84cm、元重ね 0.72cm、先幅 2.34cm、先重ね 0.52cm、目釘孔 1個、刀身重量 589g 、白鞘全長 78cm |
【時代】江戸時代後期 |
【国】肥前 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、きれいな反りがつき、中切先延びる姿。 生茎、鑢目切り、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、小板目肌つみ、地沸つき、地景入る。 刃文は、湾れに互の目を交え、匂深く、沸よくつき、小足入り、金筋・砂流しかかり、飛焼入る。 帽子は、直ぐに小丸に返る。 【見どころ】六代忠吉は五代忠吉の次男で、宝暦五年(1755)兄が早世したことにより継承者となり、安永四年(1775)に40歳で父の跡目を相続し、六代忠吉を襲名しました。寛政二年(1790)近江守を受領し、文化十二年(1815)に80歳で没しました。五字銘の忠吉は初代忠吉が活躍した江戸時代初期から厚く賞翫されてきており、二代と七代を除く各代が五字銘をきっています。六代の銘字はさほど右肩上がりにならず、各代に比して目釘孔がやや大きいのも特徴とされます。本作は、姿よく切先が延び、かな色冴え、刃文の沸・匂深く、ところどころ凝った様子を呈して迫力があります。 【状態】良好です。 |
【付属品】金鍍金一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(新潟県066335号 平成16年8月20日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成30年8月20日発行)
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【商品番号】A030923 【価格】450,000円→420,000円(消費税、国内送料込み) 値下げしました! |
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