短刀 白鞘入 拵付き Tanto, Shirasaya, Koshirae |
兼貞
Kanesada |
【銘文】表 : 兼貞 |
【寸法】刃長 25.30cm(8寸3分5厘)、反り 0cm(なし)、元幅 2.40cm、元重ね 0.73cm、目釘孔 2個、刀身重量 186.6g、白鞘全長 40cm、拵全長 46.5cm |
【時代】室町時代中期 |
【国】美濃 |
【特徴】姿は、平造り、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、わずかに内反りごころとなる。 茎は、三分ほど区を送る。先浅い栗尻、鑢目檜垣、目釘孔二。 彫物は、表に護摩箸、裏に腰樋を彫り共に丸止めとする。 地鉄は、杢目に柾交り、地沸つき細かに地景入り、白気映り立つ。 刃文は、直刃調、浅く湾れ、むら沸付き、砂流しかかる。 帽子は、表は尖ごころ、裏は小さく地蔵風に返る。 茶色変り塗鞘小さ刀拵 : 花形阿弥陀鑢鐔(素銅地)、桐紋散図丸目貫(赤銅魚々子地高彫金色絵)、丸に桐紋図小柄(赤銅地高彫金色絵) 【見どころ】厚めの作り込みで堅牢かつ鋭い姿、杢目に柾ごころを帯びた強い地金、沸出来の直刃調刃文に冴えのある出来の良い短刀です。桐紋入りの趣味の良い小さ刀拵が附帯しています。兼貞は、山城の達磨正光の流れを汲む刀工で、室町時代中期以降末期にかけて、関の東南「蜂屋」に住し、同銘が数代があります。 【状態】裏の区あたりの平地に小錆がある他は良好です。 |
【付属品】銀二重上貝金鍍金ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、登録証(東京都 第29194号 昭和廿六年参月参壱日発行)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成元年3月24日発行) |
小刀 銘 武蔵大掾是一 |
【商品番号】A031118【価格】550,000円(消費税込・国内送料込み) |
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