刀　白鞘入り
Katana, Shirasaya

【銘文】無銘

【寸法】刃長 62.4cm(2尺0寸5分9厘)、反り 1.7cm(2分3厘）、元幅 2.68cm、元重ね 0.55cm、先幅 1.80cm、先重ね 0.45cm、目釘孔 3個、刀身重量 466g 、白鞘全長 87cm

【時代】室町時代

【国】美濃

【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、先反りつき、中切先となる姿。

彫物は、表裏に棒樋を掻き流す。

茎は磨上、鑢目切り、先切り、目釘孔三。

地鉄は、板目肌、刃寄り流れ、地沸つき、肌立ちごころにつみ、白気がかる。

刃文は、細直刃、刃縁ほつれ、喰い違刃を交え、小沸つき、飛び焼き入る。

帽子は、直ぐに丸く返り、先掃き掛ける。

【見どころ】兼常は、美濃・関の刀工で、室町時代から新刀期にかけて数代が存在します。本作は、磨上げられた姿で、表裏に棒樋を掻き流し、板目肌刃寄り流れ地沸つく地鉄は白気がかり、細直刃は匂口締まりごころに小沸つき、地刃に明るさがあります。

【状態】古研ぎでややヒケ傷がありますが、現状で保存と鑑賞が可能です。

【付属品】赤銅地二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(和歌山県6071号 昭和卅四年九月九日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和6年5月31日発行)

【商品番号】A031124　【価格】450,000円 -> 380,000円(消費税、国内送料込み)値下げしました