短刀 白鞘入り Tanto, Shirasaya |
正次
Masatsugu |
【銘文】表 : 正次 |
【寸法】刃長 26.0cm(8寸5分8厘)、反りなし、元幅 2.73cm、元重ね 0.65cm、目釘孔 1個、刀身重量 179.6g 、白鞘全長 43.8cm
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【時代】幕末乃至明治 |
【国】 武蔵 |
【特徴】平造、庵棟、身幅・重ね尋常、元先にやや幅差つく短刀の姿。 生茎、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌、やや肌立ちごころに、地沸つく。 刃文は、互の目乱れ、尖り刃交じり、沸よくつき、砂流ししきりにかかる。 帽子は、地蔵風に丸く、やや長く返る。 【見どころ】地刃が明るく、沸出来の規則的な互の目が表裏ほぼ揃った刃文です。幕末から明治にかけての作と見られ、銘字の「次」の右上がりや五画目の払いの鏨使いなどが固山宗次の後年作の同字に酷似するところなどから、固山宗次門の青龍斎正次の作ではないかと考えます。櫻井正次(卍正次)の父で、元治頃を中心に作刀しています。 【状態】刃先にわずかに小錆がありますが、現状で保存と鑑賞をお楽しみいただけます。 |
【付属品】銀地金鍍金一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(長崎県29336号 平成28年10月3日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和3年5月24日発行)
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【商品番号】A040224 【価格】230,000円(消費税、国内送料込み) |
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