刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
大和守吉道
Yamato no kami Yoshimichi |
【銘文】表 : 大和守吉道 |
【寸法】刃長 67.87cm(2尺2寸4分0厘)、反り 1.27cm(4分2厘)、元幅 3.06cm、元重ね 0.71cm、先幅 2.14cm、先重ね 0.51cm、目釘孔 2個、刀身重量 768.5g 、白鞘全長 95.5cm
|
【時代】江戸時代中期 |
【国】摂津 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅尋常、身幅に比して重ねやや厚く、鎬筋高く、反り浅くつき、元先やや幅差つき、中切先となる姿。 生茎、鑢目筋違、先入山形、目釘孔二、指表棟寄りに大鏨大振りの五字銘がある。 地鉄は、小板目肌つみ、地沸つく。 刃文は、直ぐに長く焼き出し、互の目乱れ、丁子刃を交じえ、小足・葉入り、沸よくつき、砂流しかかる。 帽子は、直ぐに小丸、やや長く返り、わずかに棟を焼く。 【見どころ】大和守吉道は、大坂丹波守吉道の次男で、三品宇左衛門といい、主に承応(1652-1655)から万治(1658-1661)頃に活躍しました。延宝(1673-1681)頃の二代は四郎兵衛のちに伝右衛門といい、播州姫路にも住したので「姫路大和」ともよばれます。本作は、互の目に丁子を交えた作風と、“守”の字の終画が長く、大鏨大振の五字銘であることから、二代大和守吉道の作と考えられます。姿よく、健全で手持ちの重量感があり、地刃が冴えた一振りです。 【状態】良好です。 |
【付属品】素銅地金着ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(青森県1527号 昭和26年6月29日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成17年4月8日発行)
|
【商品番号】A040423 【価格】売約済 |
Copyright © 2009-2023 Touken komachi All rights reserved.
|