短刀 白鞘入り Tanto, Shirasayae |
長船春光
Osafune Harumitsu |
【銘文】表 : 備州長船春光作/裏 : ⬜︎戌年三月吉日 |
【寸法】刃長 28.1cm(9寸2分7厘)、反り なし、元幅 2.69cm、元重ね 0.62cm、目釘孔 1個、刀身重量 227g 、白鞘全長 44.5cm
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【時代】室町時代後期 甲戌 天正二年(1574) |
【国】備前 |
【特徴】平造、庵棟、身幅広く、重ね尋常、反りのない姿。 生茎、鑢目浅い勝手下がり、先栗尻、目釘孔一。 彫物は、表に護摩箸、裏に腰樋を掻き流す。 地鉄は、板目肌、流れ柾を交え、地沸つき、地景入る。 刃文は、細直刃、匂口締まりごころ、沸よくつき、刃縁ほつれ、二重刃や打除けを交える。 帽子は、直ぐに小丸に返る。 【見どころ】春光は、末備前の刀工で、同名が数工あります。十郎左衛門が最も有名で、他に左衛門尉、五郎左衛門尉、孫十郎、次郎左衛門尉、五左衛門尉、左衛門七郎等の俗名を冠する春光がいます。時代的には、文明(1469~)から文禄(~1596)の間ごろと見られます。本作は、反りのない身幅が広めの短刀姿で、鍛え肌よく練れやや肌立ち板目が流れて柾ごころとなり、匂口締まる細直刃に二重刃や打除けを交えて沸づいており、彫物もあり、見どころ多く楽しめる短刀です。 【状態】はばき元にわずかに小錆がありますが、その他は良好です。 |
【付属品】素銅地金色絵一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(大阪29783号 昭和卅四年八月廿六日交付)、正真鑑定書(日本刀剣保存会 平成25年1月19日発行)
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【商品番号】A040824 【価格】330,000円(消費税、国内送料込み) |
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