脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
輝廣
Teruhiro |
【銘文】表 : 輝廣 |
【寸法】刃長 36.8cm(1尺2寸1分4厘)、反り1.0cm (3分3厘)、元幅 3.04cm、元棟重ね 0.47cm、元鎬重ね 0.71cm、目釘孔 1個、刀身重量 357g 、白鞘全長 57cm |
【時代】室町時代末期 |
【国】不明 |
【特徴】菖蒲造り、庵棟、身幅広め、重ね尋常、鎬筋高く、元先幅差はさほど開かず、先反りつく姿。 生茎、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔二。 地鉄は、板目肌、地沸つき、地景入り、肌立ちごころとなる。 刃文は、浅い湾れ、互の目交じり、足入り、小沸つき、砂流しかかる。 帽子は、突き上げごころ、返りはやや深い。 【見どころ】菖蒲造りの小脇差で、鎬筋の高い先反りのついた姿が特徴的です。一般に輝廣は、江戸時代のはじめ慶長頃の初代肥後守から、以後は播磨守を冠する同名が多く、江戸時代後期弘化頃の十四代まで、長いあいだ継承されています。本作は、それらより時代が上がると鑑せられる輝廣で、体配から室町時代末期の作と鑑せられ、肥後守輝広の知られざる初期作である可能性もあります。真面目な作であり、輝広(国不明) 保存刀剣として認められています。 【状態】良好です。 |
【付属品】上貝素銅地金着下貝赤銅地二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(大阪府111207号 平成六年拾壱月廿九日交付) 、保存刀剣鑑定書( 日本美術刀剣保存協会令和2年6月25日発行) |
【商品番号】A041019【価格】250,000円(消費税、国内送料込み) |
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