大小 拵入り Daisho, Koshirae |
刀 備州長船家助と銘あり、脇差 無銘
Katana : signed as Bishu Osafune Iesuke, Wakizashi : Mumei |
【銘文 刀】(太刀銘)表 : 備州長船家助 裏 : 應永八年二月日 【銘文 脇差】無銘 |
【寸法 刀】刃長 67.7cm(2尺2寸3分4厘)、反り 1.9cm(6分2厘)、元幅 2.91cm、元重ね 0.64cm、先幅 1.85cm、先重ね 0.42cm、目釘孔 3個、刀身重量 610g 、拵全長 104cm
【寸法 脇差】刃長 46.1cm(1尺5寸2分1厘)、反り 1.1cm(3分6厘)、元幅 3.07cm、元重ね 0.51cm、先幅 2.09cm、先重ね 0.45cm、目釘孔 1個、刀身重量 454g 、拵全長 75cm |
【時代 刀】室町時代 【時代 脇差】室町時代 |
【特徴】刀 : 鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、元先幅差つき、反り高く中切先となる姿。茎は磨上、先切り(刃方の角を落とす)、鑢目(旧)筋違(新)切り、目釘孔三。地鉄は、板目肌よく練れ、流れ肌を交え地沸つく。刃文は細直刃、ところどころ沸づく。 帽子は、直ぐに小丸に返り、先掃き掛ける。 脇差 : 鎬造、庵棟、身幅やや広く、重ね尋常、鎬筋高く、元先幅差つき、先反りつき、中切先延びる姿。生茎、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔一。地鉄は、板目肌やや肌立ち、地沸つき、地景入る。刃文は、中直刃、沸出来、小足入り、細かな砂流しかかる。帽子は、直ぐに小丸、先掃き掛けて、深く返る。 勝色変梨子地大小拵 : 大小鐔 鉄地竹図象嵌鐔(銘 武州住正光)、紋散図縁頭(赤銅石目地 無銘)、這龍図目貫(赤銅地)、鹿図小柄 【見どころ】大小拵は、江戸時代に作られたもので、全て金具が揃っており、状態も良好です。刀掛けに飾って楽しまれたい方におすすめしたいお品です。刀身は、大小ともに、昭和33年に登録証が取得されており、少なくともこの時点ではこの大小拵に入っていたと考えられます。刀・脇差ともに、板目肌に直刃、帽子は先掃き掛けて小丸に返りますが、それぞれ匂出来と沸出来で、肌模様や沸のつき方など様々な違いを見てとることができます。 【状態】刀身は、古研ぎです。拵えの状態は良好です。 |
【付属品】ハバキ(金着二重・菱紋銀着一重)、拵、拵袋、登録証(刀 : 長崎県9008号、脇差 :長崎県 9007号/昭和33年12月15日交付)、特別貴重刀装具認定書(日本美術刀剣保存協会 昭和三十五年一月二十四日発行)
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【商品番号】A050123 【価格】売約済 |
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