刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
長船清光
Osafune Kiyomitsu |
【銘文】表 : 備州長船清光 裏 : 永禄二二年二月日 |
【寸法】刃長 73.68cm(2尺4寸3分2厘)、反り 1.8cm(6分)、元幅 3.17cm、元重ね 0.70cm、先幅 2.10cm、先重ね 0.44cm、目釘孔 2個、刀身重量 832g 、白鞘全長 103cm |
【時代】室町時代 永禄4年(1561) |
【国】備前 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅広く、重ねやや厚く、元先にやや幅差あり、先反りつき、中切先となる姿。 生茎、区送り、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔二。 地鉄は、板目肌練れ、ところどころ流れて、杢交じり、地沸つき、淡く映り立つ。 刃文は、中直刃調、小互の目を交え、小足・葉入り、匂深く小沸つく。 帽子は、乱れ込み、先掃き掛けて沸崩れ、やや深く返る。 【見どころ】備前長船清光は、同名が数代にわたり数工が存在します。天文年紀のある五郎左衛門尉及び孫右衛門尉の俗名を冠するものが特に上手と知られ、その同名は永禄・天正年間に二代があります。清光は、忠光と並んで末備前中の直刃の名手として知られています。本作は、手持ちのがっしりとした体配で、板目がよく練れた鍛え肌に淡い映りが立ち、直刃調に小互の目ごころを交え小足・葉が入る清光の特徴的な刃文を焼いています。 【状態】もの打ちあたりに1箇所、わずかに刃こぼれがあります。 |
【付属品】素銅地一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(神奈川県一二九〇三号 昭和27年11月17日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和五年十二月十五日発行)
|
【商品番号】A051124 【価格】 |
Copyright © Touken komachi All rights reserved.
|