刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
無銘(宇多)
Mumei, attributed to Uda |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 70.1cm(2尺3寸1分3厘)、反り1.9cm(6分2厘)、元幅 2.84cm、元重ね 0.62cm、先幅 1.84cm、先重ね 0.40cm、目釘孔 1個、刀身重量 657.5g 、白鞘全長 97.5cm
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【時代】室町時代 |
【国】越中 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、鎬幅広く、反り高く、元先幅差つき、中切先延びる姿。 生茎、鑢目筋違、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌、流れごころ、地沸つき、地景入る。 刃文は、直刃調、ごく浅く湾れ、互の目交じり、足入り、沸よくつき、刃縁ところどころほつれ、砂流しかかる。 帽子は、直ぐに小丸、先しきりに掃き掛ける。 【見どころ】身幅・重ねの数値上はそれほど顕著ではありませんが、鎬幅広く肉置きよく手に持った時がっしりとした重量感があります。これも宇多の特徴の一つだと考えられます。地刃は冴えた感じではありませんが、沸強く剛健な趣があって、味わい深い一振りです。 【状態】棟に8cmほどの鍛え割れがあります。ヒケ・横スレなどが物打ちあたりに数カ所あります。 |
【付属品】素銅地銀着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(大阪府 98403号 昭和五九年拾壱月廿七日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会H29.3.24発行)
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【商品番号】A060320【価格】 売約済 |
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