刀　白鞘入り
Katana, Shirasaya

【銘文】表 : 則光

【寸法】刃長 72.8cm(2尺4寸0分2厘)、反り 3.0cm(9分9厘）、元幅 2.89cm、元重ね 0.58cm、先幅 1.71cm、先重ね 0.34cm、目釘孔 1個、刀身重量 648.5g 、白鞘全長 101cm

【時代】室町時代後期

【国】加賀

【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、元先に幅差つき、鎬筋高く、反り深く、中切先となる姿。

生茎、鑢目勝手下がり、先入山形、目釘孔一。

地鉄は、板目肌、流れごころ、地沸つく。

刃文は、直刃調、浅く湾れ、小乱れや小互の目を交え、匂口締まりごころ、小足・葉入り、沸つき、砂流しかかる。

帽子は、乱れ込み、小丸に返る。

【見どころ】則光は、室町時代後期の加賀の刀工です。「藤原則光」「則光作」「加州住則光」等と銘をきり、永正二年の年紀作があります。本作は、二字銘で、反り高く、二尺四寸強とやや長寸の体配の良い一振りです。地沸がよくついた板目流れの鍛え肌となり、直刃調に小模様の乱れ刃がまじり、匂口締まりごころの刃中に多様な変化がみられます。

【状態】はばき元に小錆があり、ややヒケがみられます。

【商品番号】A060524　【価格】430,000円 -> 380,000円(消費税、国内送料込み)値下げしました