脇差　白鞘入り
Wakizashi, Shirasaya

【銘文】表 : 備中守藤原清宣　

【寸法】刃長 52.7cm(1尺7寸3分9厘)、反り 1.2cm(3分9厘)、元幅 2.98cm、元重ね 0.66cm、先幅 2.22cm、先重ね 0.48cm、目釘孔1 個、刀身重量 523.5g 、白鞘全長 78.3cm

【時代】江戸時代中期

【国】美濃

【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、反りややつき、中切先となる姿。

生茎、鑢目大筋違、先入山形、目釘孔一。わずかに区を送る。

地鉄は、小板目肌、杢交じり、地沸つき、地景細かに入る。

刃文は、互の目に丁子刃や尖り刃を交じえ、沸よくつき、荒沸交じり、飛焼き入る。

帽子は、直ぐに小丸に返る。

【見どころ】備中守清宣は、近江守清宣の子で、美濃関七流の徳永派の刀工です。江戸時代中期・延宝頃、美濃で作刀しました。本作は、姿の良い脇差で、よく練れた地鉄に、杢交じり、地沸つき地景が細かに入り、匂口の明るい乱れ刃を焼き、上半は特に沸がよくつき連続的な飛焼きも入り迫力があります。

【状態】わずかにヒケ・曇りがありますが、概ね良好です。

【付属品】素銅地一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(埼玉県三二三一七号 昭和45年2月25日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和6年2月21日発行)

【商品番号】A070824　【価格】450,000円-> 400,000円(消費税、国内送料込み)値下げしました