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短刀 白鞘入り 3本セット A set of three Kogatana, Shirasaya |
元寛、薩州住正盛、無銘
Motohiro, Sasshu ju Masamori, Mumei (no signature) |
【銘文】画像左 銘 表 : 元寛、画像中央 刀身銘 表 : 薩州住正盛、画像右 無銘 |
【寸法】 画像左 元寛 全長 14.2cm、刃長 8.7cm(2寸8分7厘)、反り 0cm(なし)、元幅 1.19cm、元重ね 0.7cm、目釘孔1個、刀身重量 36g 画像中央 正盛 全長 26.9cm、刃長 17.2cm(5寸6分7厘)、反り 0cm(なし)、元幅 2.10cm、元重ね 0.36cm、目釘孔0個、刀身重量 55.8g 画像右 無銘 全長 23.6cm、刃長 14.0cm(4寸6分2厘)、反り 0cm(なし)、元幅 1.85cm、元重ね 0.27cm、目釘孔0個、刀身重量 38.7g |
【時代】江戸時代末期 |
【国】薩摩 |
【特徴】 元寛 : 手のひらより小さいミニチュアの冠落造風の短刀で、重ね厚く、棟は庵とならず小肉つく。茎は、額銘入り、鑢目大筋違、先検形、目釘孔一。地鉄は小板目肌よくつむ。刃文は直刃に小沸つく。帽子は小丸に返り、先掃掛ける。元寛は、奥元平の嫡子で文政頃作刀しました。 正盛 : 小刀を大きく幅広くし、フクラつく姿に仕上げ表裏を研いで刀身銘とした短刀。茎は、鑢目筋違に化粧、先検形となる。地鉄は、板目肌、地沸つき、地景入る。刃文は直刃、浅く湾れて沸つき、地蔵帽子となり、浮雲のような沸匂つく。正盛は、丸太惣左衛門正房に学び、後に主水正正清の弟子となり代銘もしたと伝えられます。初銘正道、享保頃作刀しました。 無銘 : 小刀をやや身幅広くしたような形状で茎も幅広仕立て。茎は鑢目筋違、先入山形。地鉄は表は板目流れ、裏は板目肌に杢交じり、地沸つく。刃文は、表は直ぐ調、沸つき、ほつれ、砂流しかかり、帽子は火焔、裏は互の目乱れ、沸よくつき、湯走りかかり、帽子は火焔となる。表裏異なる出来ながら、帽子に近づくにつれ沸が激しくつき覇気がある点で表裏共通しています。 【見どころ】薩摩の刀工の珍しい短刀3点セットです。 【状態】研磨済、状態良好です。 |
【付属品】素銅地一重ハバキ : 元寛、白鞘、白鞘袋、登録証 : 薩州住正盛(鹿児島県 第32798号 平成2年9月11日交付) |
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【商品番号】A080917【価格】 売約済 |
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