脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
無銘(播磨大掾忠国)
Mumei, attributed to Harima daijo Tadakuni |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 37.7cm(1尺2寸4分4厘)、反り 0.6cm(1分9厘)、元幅 3.14cm、元重ね 0.72cm、目釘孔 1個、刀身重量 366g 、白鞘全長 55cm
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【時代】江戸時代前期 |
【国】肥前 |
【特徴】平造、三ツ棟、身幅広く、重ねやや厚く、寸延びとなり、浅く反りがつく姿。 彫物は、表裏ともに棒樋と添樋を掻き流す。 生茎、鑢目筋違、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌よく練れ、地沸微塵につき、地景入る。 刃文は、丁子乱れ、互の目刃交じり、足・葉入り、匂深く、沸よくつき、総体に砂流しかかり、飛び焼き入る。 帽子は、乱れ込み、先掃きかけて尖りごころに返り、乱れて長く焼き下げる。 【見どころ】初代播磨大掾忠国は、初代忠吉の弟子であった相右衛門広貞(吉家同人)の次男で、兄に国広がいます。橋本六左衛門と称し、寛永十三年の年紀作に初めて播磨大掾を冠していることが知られており、後に播磨守に転じました。小城藩の抱え工として活躍し、晩年は入道して休鉄と号しました。本作は、手持ちががっしりとした頑健な平造脇差で、焼幅広く華やかな乱れ刃で覇気のある一口です。 【状態】わずかにヒケ、刃先に薄錆がある他は、概ね良好です。 |
【付属品】素銅地金着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(高知県 34421号 平成28年7月12日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和4年6月3日発行)
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【商品番号】A081123 【価格】230,000円(消費税、国内送料込み) |
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