刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
備州長(船)(祐)定
Bishu Osafune Sukesada |
【銘文】表 : 備州長(船)(祐)定 裏 : 永禄十年二月日 |
【寸法】刃長 67.4cm(2尺2寸2分4厘)、反り 1.9cm(6分2厘)、元幅 3.16cm、元重ね 0.74cm、先幅 2.33cm、先重ね 0.44cm、目釘孔 1個、刀身重量 810g 、白鞘全長 93.5cm |
【時代】永禄十年(1567) |
【国】備前 |
【特徴】姿は、鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚め、先反つき、中切先となる。 茎は、生茎、鑢目は勝手下がり、先は刃上がり栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌、処々大肌を交え、地沸つき、地景入り、淡く映り立つ。 刃文は、浅く湾れ、小互の目交じり、小足・葉入り、小沸付き、砂流しかかり、飛焼き入り、わずかに棟焼きかかる。 帽子は、直ぐに小丸に返り、先掃き掛ける。 【見どころ】祐定は、室町時代末期の長船の刀工で、同名の刀工が複数存在します。本作は、身幅が広く重ねもがっしりとして先反りつき中切っ先となる体配で、淡く映りが立つ板目肌の地鉄に、小沸つき変化のある刃文を焼いており、年紀銘があることも貴重です。鍛え肌の味わい深く、祐定の典型的な作域をお楽しみいただけます。 【状態】区上3〜5cmほどの棟のあたりに錆痕があります。 茎表の銘字のうち「船祐」の二文字がやや磨耗して見えにくい状態です。 |
【付属品】素銅地銀着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(長崎県 第3217号 昭和28年7月21日交付/平成28年10月11日再交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会平成29年2月2日) |
【商品番号】A100718【価格】450,000円(消費税込・国内送料込み) |
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