刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
無銘(慶心斎直正)
Mumei, attributed to Keishinsai Naomasa |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 74.9cm(2尺4寸7分1厘)、反り 2.5cm(8分2厘)、元幅 3.34cm、元重ね 0.69cm、先幅 2.38cm、先重ね 0.58cm、目釘孔 1個、刀身重量 932g 、白鞘全長 108.5cm |
【時代】江戸時代末期から明治初期 |
【国】陸奥国 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅広く、重ね尋常、腰反りつき、元先にやや幅差つき、中切先延びる姿。 生茎、鑢目不明(筋違か)、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌よく練れ、杢目交じり、地沸つき、地景入る。 刃文は、互の目に、丁子や尖り刃交じり、足・葉入り、匂深く小沸よくつき、砂流しかかり、飛び焼き入る。 帽子は、湾れごころに丸く返り、先掃き掛ける。 【見どころ】身幅広く、反り高く堂々とした体配で、板目がよく練れて地景が現れた地鉄に、小沸がよくつく明るい乱れ刃となる一振りです。無銘ながら、慶心斎直正と極められています。慶心斎直正は、大慶直胤の門人で、相馬中村藩工です。明治十二年(1879)十一月二十四日没。「慶心斎直正造之」「中村臣慶心斎直正作之」「宮崎越前守直正作之」「越前守直正」「日本五鍛治越前守直正」等、銘をきります。年紀は、嘉永七、元治元・四、明治元・二・三・六などがあります。 【状態】良好です。 |
【付属品】銀一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(愛知県 43552号 昭和四拾七年拾弍月拾参日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成24年1月27日発行)
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【商品番号】A101123 【価格】売約済 |
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