刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
長船清光
Osafune Kiyomitsu |
【銘文】表 : 備州長船清光作 裏 : 永正十年二月日
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【寸法】刃長 69.6cm(2尺2寸9分7厘)、反り 2.4cm(7分9厘)、元幅 3.24cm、元重ね 0.58cm、先幅 1.88cm、先重ね 0.46cm、目釘孔 2個中1埋、刀身重量 700.5g 、白鞘全長 98cm
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【時代】室町時代後期 永正10年(1513) |
【国】備前 |
【特徴】鎬造、庵棟、鎬筋高く、身幅広く、先反りついて、中切先延びる姿。
生茎、鑢目勝手下がり、先刃上がり栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌やや肌立ち、杢目交じり、ところどころ流れて、地沸つき、地景入る。 刃文は、広直刃、浅く湾れ、小互の目や小乱れを交え、小足・葉入り、匂口締まりごころ、小沸つき、砂流しかかり、ところどころ棟を焼く。 帽子は、直ぐに小丸、先掃掛けて、沸崩れ、長く焼き下げる。 【見どころ】室町時代末期の備前物で清光と銘をきる刀工は、孫右衛門尉、五郎左衛門尉、与三左衛門尉、彦兵衛、孫兵衛らのほかにも同名が数代に渡っています。清光は末備前刀工中、忠光とならび直刃の名手として知られています。本作は、俗名入りではないものの、末備前の打刀として典型的な作風を示しており、平肉豊かで頑丈な姿で、地景の入る鍛えに足・葉のよく入った匂口明るい広直刃を焼いて、覇気があります。 【状態】良好です。 |
【付属品】素銅地金着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(福岡県96151号 平成8年11月21日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成4年6月30日発行)
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【商品番号】A110621【価格】売約済 |
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