刀 白鞘入 Katana Shirasaya |
濃州関住人兼知︎
Noshu Seki junin Kanetomo︎ |
【銘文】表 : (折返銘)濃州関住人兼知 明応八年二月日/裏 :︎ (金象嵌銘) 延宝四年七月十日貳ツ胴截断 |
【寸法】刃長 72.4cm(2尺3寸8分9厘)、反り 1.6cm(5分2厘)、元幅 3.21cm、元重ね 0.69cm、先幅 2.14cm、先重ね 0.45cm、目釘孔 3個、刀身重量 741.5g、白鞘全長 97.5cm |
【時代】室町時代 明応八年(1499) |
【国】美濃 |
【特徴】鎬造り、庵棟、身幅広め、重ね尋常、反り頃合いにつき、中切先延びる。 茎は大磨上げ折り返し銘、鑢目(旧)檜垣、(新)勝手下がり、目釘孔三。 地鉄は、板目肌に杢交り、地沸つき、地景入り、かね冴える。 刃文は、直刃調、浅い小湾れ交じり、匂口締まりごころに冴え、よく沸づき、砂流し頻りにかかる。 帽子は、表は直ぐに裏は小乱れ状に、先丸く棟寄りに返り掃き掛ける。 【見どころ】折返し銘で大磨上げの体配ながら、現状で二尺三寸八分強の長さがあります。堂々とした体配で、練れた肌目がよく見て取れ、地沸つき地景入り、直刃調の沸出来の刃文は、明るく匂口締まりごころに冴えています。延宝四年七月十日貳ツ胴截断の金象嵌銘から、切味にも優れた刀であることが分かります。 【状態】ハバキ元と棟に薄錆がわずかにあります。 |
【付属品】素銅地金着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(兵庫県 第106825号 平成4年7月16日発行)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 平成六年十月二十日発行) |
【商品番号】A111118 【価格】2,200,000円(消費税込・国内送料込み) |
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