刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
無銘(古金剛兵衛)
Mumei, attributed to ko-Kongo-hyoe |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 68.5cm(2尺2寸6分0厘)、反り 1.2cm(3分9厘)、元幅 3.06cm、元重ね 0.55cm、先幅 1.91cm、先重ね 0.39cm、目釘孔 2個、刀身重量 631.5g 、白鞘全長 95cm
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【時代】南北朝時代 |
【国】筑前 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、元先やや幅差つき、反り浅く、中切先延びる姿となる。 茎は、大磨上、鑢目切り、先栗尻、目釘孔二。 地鉄は、大板目肌、やや肌立ち、地班交じり、地沸つく。 刃文は、細直刃、ごく浅く湾れごころを交じえ、ほつれて小足入り、小沸つき、砂流しかかる。 帽子は、直ぐに大丸に返り、先掃き掛ける。 【見どころ】大板目が肌立ちごころとなる地鉄に、匂口沈みごころにほつれて小沸つく細直刃を焼いて、九州物の特色をみせる一振りです。3寸ほど磨上げており、もとは2尺5寸ほどの太刀であったと考えられます。大和気質があり、加えて地鉄が肌立つ点などから、古金剛兵衛の極めが首肯されます。 【状態】良好です。朱書の内容は不明です。 |
【付属品】素銅地金着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(熊本県45460号 昭和六拾参年拾壱月拾七日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和三年五月二十四日発行)
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【商品番号】A130921【価格】売約済 |
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