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脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
兼房
Kanefusa |
【銘文】表 : 濃州住兼房 裏 : 八月日 |
【寸法】刃長 39.5cm(1尺3寸0分3厘)、反り 1.0cm(3分3厘)、元幅 2.95cm、元重ね 0.62m、目釘孔 1個、刀身重量 323.5g 、白鞘全長 60.5cm
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【時代】江戸時代初期 |
【国】美濃 |
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【特徴】鎬造、庵棟、身幅やや広く、反り頃合いにつき、大切先となる姿。 生茎、鑢目鷹羽、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌流れごころによくつみ、地沸つく。 刃文は、大互の目に、丁子刃や角ばる刃、尖りごころの刃を交じえ、匂口明るく、足入り、小沸よくつき、砂流しかかる。 帽子は、乱れ込んで地蔵帽子となり、先掃き掛けて、深く返る。 鞘書 : 濃州住兼房 八月日紀之 傑出之一也 長壹尺三寸壹分有之 昭和癸丑年秋 寒山誌(花押) 【見どころ】兼房は、美濃の善定系の刀工で、末関の代表工として知られ、同名は新刀期まで及んでいます。身幅がはばき上あたりから引き締まってほどよく反りがつき、大切先となる寸延びの姿で、つんだ板目肌は白気ごころを帯び、兼房乱れと呼ばれる独特の刃文となる一口です。 【状態】古研ぎで、くもり、ヒケ、小錆が少しあります。現状でも保存と鑑賞は可能です。 |
【付属品】素銅地菊花文散金着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、登録証(東京都 319684号 平成30年10月11日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会令和3年5月24日発行)
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【商品番号】A131121【価格】売約済 |
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