脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
無銘(宇多)
Mumei, attributed to Uda |
【銘文】無銘 |
【寸法】刃長 44.7cm(1尺4寸7分5厘)、反り 1.4cm(4分6厘)、元幅 3.14cm、元重ね 0.47cm、目釘孔 3個中1埋、刀身重量 379.5g 、白鞘全長 69.5cm |
【時代】室町時代 |
【国】越中 |
【特徴】菖蒲造、庵棟、身幅広く、重ね尋常、鎬筋高く、反り強く、先反りつく姿。 茎は磨上、先刃上がり浅い栗尻、鑢目切り、目釘孔三個中一埋。 地鉄は、板目肌、流れごころを交え、肌立ち地沸つく。 刃文は、互の目乱れ、小湾れや尖り刃を交え、沸よくつき、金筋・砂流しかかり、湯走りかかる。 帽子は、乱れ込み、先尖って返る。 【見どころ】やや黒みを帯びて肌立ちごころとなる板目鍛えがよく見てとれ、匂口明るい乱れ刃となる一振りです。宇多と極められています。宇多は越中の刀工一派で、鎌倉時代末期に古入道国光が大和国宇多郡からこの地に移住して鍛刀をはじめ、二世国房は則重の門にも遊んだと伝えられ、一門は大いに繁栄しました。 【状態】棟に小錆がわずかにありますが、そのほかは良好です。 |
【付属品】木ハバキ付き白鞘、白鞘袋、登録証(青森県3984号 昭和二八年九月一〇日交付)、特別貴重刀剣認定書(日本美術刀剣保存協会 昭和50年10月4日発行)
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【商品番号】A140224 【価格】390,000円(消費税、国内送料込み) |
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