Touken Komachi





脇差 白鞘入り 拵付き
Wakizashi, Shirasaya, Koshirae
加藤綱俊
Kato Tsunatoshi
【銘文】表 : 加藤綱俊造 裏 : 文政七年十月日
【寸法】刃長 32.3cm(1尺0寸6分6厘)、反り0.4cm(1分3厘)、元幅 2.93cm、元重ね 0.52cm、目釘孔 1個、刀身重量 203g 、白鞘全長 48.5cm、拵全長 52cm
【時代】江戸時代 文政7年(1824)
【国】武蔵

【特徴】平造、庵棟、身幅・重ね尋常、浅く反りがつく小脇差の姿。

生茎、鑢目大筋違に化粧、先栗尻、目釘孔1。茎先は幅を細めた形状となる。

地鉄は小板目肌よくつみ、地沸つく。

刃文は中直刃、わずかに湾れ、匂口締まりごころに小沸つき、物打ちあたりにわずかに二重刃風を交えて砂流しかかる。

帽子は小丸、長めに返る。

加藤綱俊は、米沢生まれ、加藤勘四郎国秀の子で加藤八郎と称し、水心子正秀の門、江戸麻布に住した。米沢藩工。兄は加藤綱英で濤乱刃を得意とした一方、弟は備前伝の丁子乱れを得意とした。作品数は、兄より弟綱俊の方が世上に多い。固山宗次は綱英の弟子とされるが、作品の特徴から綱俊の影響も受けていることが考えられる。加藤綱俊一門は、江戸で大いに繁栄し、備前伝では名門水心子一門をしのぐほどの実力があった。弟子に高橋長信、石堂是一、青龍軒盛俊らがいる。
安政3年春、長運斎の号を子である是俊にゆずり、長寿斎と改めた。文久3年12月5日、麻布板倉上杉の藩邸内にて没。享年66歳。

「加藤綱俊造」、「加藤八郎綱俊造之」、「羽州米沢住加藤長運斎綱俊」、「於江府米沢住綱俊」、「於東都麻布米沢臣綱俊造」、「於江府加藤長寿斎綱俊」、「於東都長寿斎綱俊精鍛造之行年六十五才」等と銘を切る。年紀は、文化二・十三、文政三・四・五・六・七・八・九・十一・十二、天保三・四・五・六・七・八・九・十・十一・十二・十三・十四・十五、弘化四、嘉永二・三・四・五・六・七、安政二・四・五・六、万延元、文久元・二・三等。

黒蝋色塗鞘脇差拵 : 刀匠鐔(木瓜形鉄地 銘 : 長壽斎綱俊 長運斎是俊)、梅図縁頭(鉄地高彫金銀色絵)、松図目貫(赤銅地蓉彫金銀色絵)

見どころ
潤いのある詰んだ小板目肌に引き締まった直刃が映え、小脇差の軽快な手持ち感にのある姿に鋭さと力強さが感じられる一口です。本作は、江戸における、新々刀期の旗頭の一人として名声を博した加藤綱俊の若打ち39歳の作品で、後年の作品にもまま見られる焼き出しの形状の特徴が現れています。加藤綱俊の作品は美観だけでなく切れ味にも優れていることが伝わっています。綱俊が長運斎の号を子の是俊に譲った後に、父子で合作した鉄鐔を用いた拵が付帯します。

状態刀身は研磨済み、たいへん良好です。新作拵付き。最高の状態でお楽しみいただけます。
【付属品】素素銅地銀着金色絵一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、登録証(大阪府127154号 平成弐拾七年拾壱月拾日交付)、保存刀剣鑑定書( 日本美術刀剣保存協会H28.3.23発行) 倉敷刀剣美術館鑑定書(R2.3.4発行) 、鐔 : 保存刀装具鑑定書( 日本美術刀剣保存協会)


【商品番号】A140320【価格】売約済


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