脇差 白鞘入り Wakizashi, Shirasaya |
長船祐定
Osafune Sukesada |
【銘文】表 : 備前国住長船祐定 裏 : 永禄三年八月日 |
【寸法】刃長 44.8cm(1尺4寸8分0厘)、反り 1.36cm(4分5厘)、元幅 2.94cm、元重ね 0.65cm、先幅 2.24cm、先重ね 0.38cm、目釘孔 1個、刀身重量 379g 、白鞘全長 66.5cm
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【時代】室町時代後期 永禄3年(1560) |
【国】備前 |
【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、元先さほど幅差つかず、先反り付き、中切先となる姿。 茎は、生茎、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔一。 彫物は、表裏共に腰樋を掻き丸止め、上半は表裏共に二筋樋を掻く。 地鉄は、小板目肌よく練れ、小杢目交じり、地沸厚くつく。 刃文は、互の目に丁子足入り、小沸つき、砂流しかかる。 帽子は、乱れ込み、小丸に返る。 【見どころ】備前長船の代表的刀工群である祐定一派の特徴をよく表した脇差です。杢目鍛えがよく練れ、小沸よくつく互の目に丁子足が交じる刃文を焼いています。一閃の片手打ちの動作に適応させた茎の短い姿は、戦国時代の需要によるものです。 【状態】銘文中、備前国住長船「祐定」の括弧部分が浅い腐食のため判読しにくいです。切先近くの棟に小錆があります。表切先と裏区上10cmほどの平地にごく浅い擦れがあります。 |
【付属品】素銅地銀着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(東京都 43508号 昭和27年8月22日 発行)、倉敷刀剣美術館鑑定書(H30.9.24発行)
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【商品番号】A141219【価格】250,000円(消費税、国内送料込み) |
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