短刀 拵入り Tanto, Koshirae |
長宗
Nagamune |
【銘文】表 : 長宗 |
【寸法】刃長 18.0cm(5寸9分4厘)、反り 0.1cm(3厘)、元幅 1.97cm、元重ね 0.66cm、目釘孔1 個、刀身重量 92.7g 、拵全長 28.5cm
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【時代】江戸時代後期 嘉永(1848-1854)頃 |
【国】陸奥 |
【特徴】平造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、先幅を狭めてふくら枯れる鋭利な姿。 生茎、鑢目筋違に化粧鑢、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、板目肌、流れごころ、地沸つく。 刃文は、小湾れに、小互の目や小丁子・尖ごころの刃交じり、足入り、沸つく。 帽子は、乱れ込み丸く返り、先掃掛ける。 【見どころ】長宗は会津藩士で、江戸時代中期から幕末にかけ会津の地で九代にわたり栄えた三善長道後代の門人と伝えられます。「会津士源長宗作」「長宗」等、銘をきります。本作は、会津虎徹と称された師の作風の影響がみられる、匂口の明るい刃文が見どころです。小振りながら、長さに比して重ねやや厚く鋭利な姿となっています。柄に、松葉文様が二色の朱漆で施された、江戸後期頃の黒塗の合口拵に入っています。 【状態】わずかにヒケ、横スレがあります。棟に浅い鍛割れがあります。 |
【付属品】素銅地一重ハバキ、拵、拵袋、登録証(山形県33281号 昭和四拾六年五月拾七日交付) |
【商品番号】A141223 【価格】売約済 |
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