短刀 白鞘入り |
国慶
くによし |
【銘文】(表)羽後本荘住国慶作之 (裏)昭和癸丑年八月吉日
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【寸法】刃長26.5cm(8寸7分4厘)、反りなし(0分0厘)、元幅 2.17cm、元重ね 0.65cm、目釘孔 壱個、刀身重量 194g
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【時代】昭和48年(1973年) |
【都道府県】秋田県 |
【特徴】平造り、庵棟、身幅・重ね尋常な短刀姿。表に短刀樋を彫り、裏に素剣を浮彫とする。生茎、鑢目筋違に化粧、先栗尻、目釘孔1。地鉄は小板目肌、流れごころ、地景入り、地沸つく。刃文は小互ノ目丁字乱れ、足入り、沸つき、砂流しかかる。帽子は湾れて掃き掛けごころに小丸に返る。 国慶刀匠は、明治37年3月1日生まれ、本名は鈴木吉太郎といい、秋田県本荘市で作刀した刀工です。同郷の柴田果に学び、昭和13-20年まで軍刀を製作します。昭和17年日本刀学院で師範講習修行、昭和14年第四回文部省後援新作日本刀展初出品、昭和18年まで継続して出品し、銀牌2回金牌3回受賞。昭和30年、日本美術刀剣保存協会主催作刀技術発表会に出品、昭和45年まで14回入選。 【見どころ】国慶刀匠69歳時の熟年期の作品です。端正な姿に、沸出来の、変化と烈しさのある刃文を焼いています。 【状態】裏の刃中の真ん中あたりに、小疵があります。 |
【付属品】素銅地金鍍金一重ハバキ、白鞘、登録証(青森県 第一六九五八号 平成二十六年七月一日交付) |
【商品番号】A080314【価格】280,000円(消費税、国内送料込み) |
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